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最初に読んだとき、例えば開き括弧は文章の区切りだろうか? と疑問を持ちました。単語の意味を補足したり、ルビの代わりに読みを示したり、そのような場合、それは文章の区切りかと言われるとハテナな気がします。ただ、本文の区切りでなくても、挿入物にとっては開始、終了であって、これはその意味では区切りでしょうか、そういう意味では区切りなのか、と思い直しました。が、ハテナと思わせない説明になると素晴らしいと思います。「文における何らかの区切り」と「文章の」区切りだとは言わないとか。 また、「したがって……必要がある」は、当然にそれが言えるのかは根拠に少し不安があります。例えば欧文括弧は通常は空白文字を挿入して使いますが、そうでない場合もあります。空白を区切りを示す一手段として捉えて、「区切りを示すものであって、そのためにその区切りに適切な空白を確保する」のように因果を一段緩くして説明するのはどうでしょう。
これは必要?
これはボディが正方形の場合に限らず、あらゆる場合にそれが言えます。タイプフェースがそのように作られているからです。全てのフォントに言えることとして「これらの文字にはあらかじめ必要な空白が組み込まれているので、通常は字幅通りに配置すれば良い」で良いのではないでしょうか。 一点、和文約物と欧文約物の問題は、混植のところで触れますが、この場所で、和文の中では基本的に和文約物を用いる、といったことに触れた方が良いでしょうか。どうでしょう? 和文約物でない場合にはアキを開けるのに空白文字を使いますので、空白は組み込まれていません。
デジタルでは通常その幅のためにデザインされたフォントを用いますので、上のように述べれば、それで十分ではないでしょうか。 文字に変形をかけることのできるアプリケーションもありますが、最初から長体や扁平体に最適化してデザインしたものに対して劣ります。jlreq-dでは変形は扱わなくて良いのではないでしょうか。 (幅が可変のバリアブルフォントは、等倍変形をするのではなく、複数の幅に対して最適化されたグリフがあり、その間を補完して連続的な変化を可能にしています)
まず本文を基本として説明し、見出し、大きな文字、小さな文字、などの場合は、その章で述べるのはどうでしょう? なぜかというと、詰める方法は見出しや大きな文字の際には通常の文字でも行われるので、そちらの方で説明した方が背景含めて統一的に説明できるかなと。 |
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3.4.1 括弧類・句読点等の一般的な配置方法の議論
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