Quest SteamVR FBT Tool

SteamVRに認識されているトラッカーをOSC経由でVRChatで使えるようにするソフトです。
Questと名がついていますが別にPCでも使えます。（Oculus PC版VRChatなど）
VIVE Trackerで動作を確認していますが、他のトラッカーでも動くかもしれません。

事前準備

1.QuestとPCの接続

PCとQuestを同じネットワークに接続します。
Questが繋がっているルーターにPCも繋がっていればOKです。

2.SteamVRの設定

HMD無しでSteamVRを使えるようにする設定が必要です。
設定ファイルを編集します。（デフォルトではC:\Program Files (x86)\Steam\config\steamvr.vrsettings）
activateMultipleDriversをtrueに設定し、driver_nullを追加します。

{
   ...（略）
   "steamvr" : {
      "activateMultipleDrivers" : true,
      ...(略)
   },
   "driver_null" : {
      "enable" : true
   },
   ...（略）
}

3.qsft_config.iniの編集

releasesのページから、最新バージョンのzipファイルをダウンロードして解凍します。
その中に入っているqsft_config.iniを編集する必要があります。
説明を入れているので、それに従って編集してください。

使い方

1.SteamVRの起動

SteamVRを起動し、トラッカーを認識させておいてください。

2.このソフトの起動

quest_steamvr_fbt_tool.exeを実行してください。

3.VRChatの起動

VRChatを起動し、OSC機能を有効にしてください。

タスクバーのアイコンを右クリック→Exitから終了できます。
また、SteamVRを終了すると、このソフトも終了します。

その他

デバイス名の確認

ログファイル内でデバイス名を確認することができます。(内容がDevices:から始まる行)

ライセンス

MITライセンスです。
詳しくはLICENSEファイルをご確認ください。

Build instructions

Put WX and openVR folders in build directory then run the following:

pyinstaller --noconfirm --onedir --console --add-data "./openvr;openvr/" --add-data "./wx;wx/" --paths "./quest_steamvr_fbt_tool-win" "./quest_steamvr_fbt_tool.py" --icon "qsft.png"

if wx errors occur on windows install, use the following: extract and install this wheel using pip install https://github.com/wxWidgets/Phoenix/files/10404385/wxPython-4.2.1a1-cp311-cp311-win_amd64.whl.zip