azooKeyのmacOS版です。高精度なニューラルかな漢字変換エンジン「Zenzai」を導入した、オープンソースの日本語入力システムです。
現在アルファ版のため、動作は一切保証できません。
macOS 14とmacOS 15で動作確認しています。macOS 13でも利用できますが、動作は検証していません。
Releasesから.pkg
ファイルをダウンロードして、インストールしてください。
その後、以下の手順で利用できます。
- macOSからログアウトし、再ログイン
- 「設定」>「キーボード」>「入力ソース」を編集>「+」ボタン>「日本語」>azooKeyを追加>完了
- メニューバーアイコンからazooKeyを選択
azooKey on macOSの開発に参加したい方、使い方に質問がある方、要望や不具合報告がある方は、ぜひazooKeyのDiscordサーバにご参加ください。
GitHub Sponsorsをご利用ください。
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ニューラルかな漢字変換システム「Zenzai」による高精度な変換
- プロフィールプロンプト機能
- 履歴学習機能
- ユーザ辞書機能
- 個人最適化システム「Tuner」との連携機能
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ライブ変換
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LLMによる「いい感じ変換」機能
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その他の
コントリビュート歓迎です!!
- macOS 14+
- Xcode 16+
- Git LFS導入済み
- SwiftLint導入済み
cloneする際には--recursive
をつけてサブモジュールまでローカルに落としてください。
git clone https://github.com/azooKey/azooKey-Desktop --recursive
以下のスクリプトを用いて最新のコードをビルドしてください。.pkg
によるインストールと同等になります。その後、上記の手順を行ってください。また、submoduleが更新されている場合は git submodule update --init
を行ってください。
# submoduleを更新
git submodule update --init
# ビルド&インストール
./install.sh
開発中はazooKeyのプロセスをkillすることで最新版を反映することが出来ます。また、必要に応じて入力ソースからazooKeyを削除して再度追加する、macOSからログアウトして再ログインするなど、リセットが必要になる場合があります。
install.sh
でビルドが成功しない場合、以下をご確認ください。
- XcodeのGUI上で「Team ID」を変更する必要がある場合があります
- 「Packages are not supported when using legacy build locations, but the current project has them enabled.」と表示される場合はhttps://qiita.com/glassmonkey/items/3e8203900b516878ff2cを参考に、Xcodeの設定をご確認ください
変換精度がリリース版に比べて悪いと感じた場合、以下をご確認ください。
- Git LFSが導入されていない環境では、重みファイルがローカル環境に落とせていない場合があります。
azooKey-Desktop/azooKeyMac/Resources/zenz-v3-small-gguf/ggml-model-Q5_K_M.gguf
が70MB程度のファイルとなっているかを確認してください
pkgbuild.sh
によって配布用のdmgファイルを作成できます。build/azooKeyMac.app
としてDeveloper IDで署名済みの.appを配置してください。
- 予測変換を表示する
- CIを増やす
- アルファ版を自動リリースする
- 「いい感じ変換」の改良
- 「Tuner」との相互運用性の向上
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WindowsとLinuxもサポートする
- @7ka-Hiira さんによるfcitx5-hazkeyもご覧ください
- @fkunn1326 さんによるazooKey-Windowsもご覧ください
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iOS版のazooKeyと学習や設定を同期する
Thanks to authors!!
- https://mzp.hatenablog.com/entry/2017/09/17/220320
- https://www.logcg.com/en/archives/2078.html
- https://stackoverflow.com/questions/27813151/how-to-develop-a-simple-input-method-for-mac-os-x-in-swift
- https://mzp.booth.pm/items/809262
本プロジェクトは情報処理推進機構(IPA)による2024年度未踏IT人材発掘・育成事業の支援を受けて開発を行いました。