traQ と Slack のメッセージを相互転送します。
Important
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プロトタイプ実装です。予告なく使用方法が変わることがあります。 |
traQ 及び traQ bot console のテスト環境構築方法については省略します。 docs/test.adoc
を参照してください。
まず https://api.slack.com/apps から Slack App を作成します。 その際、Socket Mode を有効化することを推奨します。
次に、OAuth & Permissions から以下の必要な権限を付与し、Slash Commands として /traq message
を作成します。
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chat:write.customize
-
commands
また、Slack App を当該ワークスペースにインストールし、App Token, Bot Token を控えます。
最後に、traQ と連携したいチャンネルに Slack Bot を招待します。
traQ BOT Console からBOT を作成し、当該チャンネルに追加します。 その際、動作モードを WebSocket に設定します。
完了すると BOT ID と BOT Access Token を控えます。
以下の環境変数を設定し ./traq-to-slack
を実行します。
traQ でこのBotがいるチャンネルに書き込むと メッセージが SLACK_CHANNEL_ID
で指定したSlackのチャンネルに送信されます。
-
TRAQ_ACCESS_TOKEN
: traQ のBOT アクセストークン -
TRAQ_ORIGIN
:"ws://localhost:3000"
ないしws://q.trap.jp/
など。 -
SLACK_TOKEN
:"xoxb-"
から始まる bot token -
SLACK_CHANNEL_ID
: 転送先の Slack channel ID。チャンネル名ではないことに留意。
以下の環境変数を設定し ./traq-to-slack
を実行します。
Slack で /traq message
と入力すると message
が TRAQ_CHANNEL_ID
で指定した traQ のチャンネルに送信されます。
-
SLACK_APP_TOKEN
:xapp-
ではじまる Slack の App トークン。 -
SLACK_BOT_TOKEN
:xoxb-
ではじまる Slack の Bot トークン。 -
TRAQ_ACCESS_TOKEN
: traQ のBOT アクセストークン。 -
TRAQ_HOST
:localhost:3000
ないしq.trap.jp
など。 -
TRAQ_HOST_SCHEME
:http
またはhttps
。 -
TRAQ_CHANNEL_ID
: 転送先の traQ channel ID。チャンネル名ではないことに留意。