CoreOSを活用したVagrant環境

概要

Vagrant上でDockerの検証を可能なサンプル環境です。
Docker利用に特化するためにOSはCoreOSを採用しています。

CoreOSとは

CoreOSとはLinux Distributionの一つでDockerなどのコンテナ利用に特化したLinux OSです。

設定パラメータ

Vagrantfileファイル内の以下の変数を変更することでインスタンスの設定変更が可能です。

項目	変数名	説明
ノードのIP	node_ip	ノードに設定するIPアドレス
ノードのホスト名	node_hostname	ノードのホスト名
ノードのメモリー	node_vm_memory	Masterノードで利用可能なメモリー数
ノードのCPU	node_vm_cpu	Masterノードで利用可能なCPU数
ノードのポート	node_port_array	ノードで利用するポート

セットアップ方法

$ vagrant up

docker-composeのインストール

CoreOSではデフォルトで docker-compose がインストールされていないため、vagrantの config.vm.provision :shell を利用して、プロビジョニングのタイミングで bin/setup.sh を実行し、docker-compose をインストールしています。
スクリプトの処理ではこちらを参考に docker-composeコンテナとしてインストールを行なっています。

共有ディレクトリ

ホストOSの ./share ディレクトリ配下で編集したファイルはゲストOSのノード上にも共有されるように設定しています。

ホストOSのディレクトリパス	ゲストOSのディレクトリパス
./share	/home/core/share

参考

1. Open source, containers, and Kubernetes _ CoreOS, https://coreos.com/, Online; accessed 11-June-2019.
2. Docker Compose のインストール — Docker-docs-ja 17.06.Beta ドキュメント, http://docs.docker.jp/compose/install.html#id4, Online; accessed 12-June-2019.
3. Vagrant + CoreOS + Dockerを利用した開発環境セットアップ, https://gist.github.com/yasushiyy/9923d68e4811d458fbe0, Online; accessed 25-April-2020.