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StyleGuide

SHIBAHARA Hiroki edited this page May 24, 2023 · 10 revisions

翻訳にあたってのスタイルガイド・ルール等

ここでは、翻訳する際の表記ルール等についてご説明します。まずは、次の点をご理解ください。

  • 翻訳初版からすべてのルールを満たす必要はない
  • チームでレビューして補完しあっていける
  • 臨機応変に対応している

最初からルールにこだわる必要はありません。ルール違反があったとしても、レビューの際に気付いた人が指摘してくれますので、後でいくらでも修正することができます。まずは気軽に翻訳してみましょう。

参考文献

上記文献の内容を基本方針とした上で、さらに以下のルールに従ってください。

単語最後の長音は記述する

正誤例:

サーバー サーバ
ユーザー ユーザ
ブラウザー ブラウザ
パラメーター パラメータ
コンピューター コンピュータ

基本的に「ロード」ではなく「読み込み」を使用する

データの読み書きは「ロード・セーブ」が適切に感じられますが、メディア(画像や音声)など、そのままで意味を成して利用されるものは「読み込み・書き込み」の方が適切でしょう。しかしプログラム内でメディアなどを利用する場合はロードの方が適切かもしれません。

このように使い分けに迷うところではありますが、「読み込み・書き込み」で統一します。ゲームのセーブデータなど、よっぽど「ロード・セーブ」の方が適切だと感じられる場合はその限りではありません。

丸カッコの使い分け

draw()など関数の丸カッコにはシングルバイトの丸カッコ()を使用し、それ以外にはマルチバイトの丸カッコ()を使用します。

サンプルページでは「例」ではなく「サンプル」を使用する

サンプルページ内で「example」が登場した場合は「例」ではなく「サンプル」と訳します。

例:

原文 訳文
This example is a port of Dan Shiffman's example for Processing. このサンプルは、ProcessingウェブサイトのDan ShiffmanによるConvolutionのサンプルを移植したものです。

コードのコメント文について

  • コメント文は、ですます調で終わらせます。
  • 文章の最後には「。」をつけてください。

正誤例:

指定された幅、高さ、奥行きで箱を描画します。 指定された幅、高さ、奥行きで箱を描画する
  • 引数の説明などの単語説明的なものは、基本的に体言止めにします。続けて説明が必要ならば、ですます調にします。

正誤例:

描画距離 描画距離です。

一般化している専門用語について

  • 一般化している専門用語訳を使う。
  • ただし、初出時は()囲みでシンプルな日本語(ひとこと単語か説明文)をつける。

例:

原文 訳文
Geometry ジオメトリ(幾何学)

複数英単語、かつ、カタカナになるものの表記について

  • カタカナが複数語になる場合、間にスペースは不要。

例:

原文 訳文
ray tracing レイトレーシング (レイとトレーシングをくっつける)

アルファベットのワードと日本語が混在する場合

  • アルファベットのワードの前後に半角スペースを入れる(行頭、行末は不要)。
  • 関数名+() や 数値+単位 の場合は、間に半角スペースは入れない。
  • 名称として「英語+日本語」が望ましいものは、2023/05/17時点では半角スペースを入れるが、最終的に精査する。(例: Webサイト、3D空間)

タグの前後

  • タグの前後には半角スペースを入れる(行頭、行末は不要)。
  • 複数のタグが連続している場合は、最も外側のタグの前後にのみ半角スペースを入れる。

例:

このサンプルをローカルで実行するには2つの画像ファイルと実行中の <a href="https://github.com/processing/p5.js/wiki/Local-server">ローカルサーバー</a> が必要です。
このサンプルをローカルで実行するには2つの画像ファイルと実行中の <em><span class="strong">ローカルサーバー</span></em> が必要です。

参考: VSCodeの一括置換機能を使った変換のメモ

StyleGuide_replace_on_vscode